ConoHa VPSのイメージをアップグレード
Ubuntu18.04 LTSから20.04 LTSへアップグレード
OSのアップグレードコマンドを実行します。
$ sudo do-release-upgrade
しかし、GitLabのビルトインPostgreSQLの データのディレクトリが9.6でイニシャライズされているため、 GitLabがアップグレードできない旨のエラーが出て、アップグレードできませんでした。
何度かググって、下記サイトを見つけました。
このサイトを参考にして、GitLabのビルトインPostgreSQLを12にアップグレードしました。
まず、
$ mkdir -p /tmp/12/data
$ sudo chown -R gitlab-psql:root /tmp/12 /var/opt/gitlab/postgresql/data
ビルトインPostgreSQL12でイニシャライズします。
$ sudo -u gitlab-psql /opt/gitlab/embedded/postgresql/12/bin/initdb -D /tmp/12/data
GitLabを停止し、古いデータベースのデータをバックアップし、ビルトインPostgreSQL12のデータと入れ替えます。
$ sudo gitlab-ctl stop
$ sudo mv /var/opt/gitlab/postgresql/data /var/opt/gitlab/postgresql/data_old
$ sudo mv /tmp/12/data /var/opt/gitlab/postgresql/data
そして、
$ sudo gitlab-ctl reconfigure
を実行しようとしたら、エラーで止まりました。
エラーログを読むと、どうもsudoではなく、su - でrootユーザーにスイッチしてから
# gitlab-ctl reconfigure
を実行しないとエラーになると書いてあったので、そのようにしました。
理由はよくわかりません。
無事正常終了したので、
# gitlab-rake gitlab:env:info
GitLabのバージョンを確かめたら、きちんと表示されました。
(注意:スクリーンショットを取り忘れたため、この画像は20.04にアップグレード完了後の画像になっています。)
では、20.04 LTSにアップグレードします。
# do-release-upgrade
しかし、ネットに繋がっていません旨のエラーが出たので、そんなはずはないと思いググったら、
https://text.baldanders.info/remark/2020/11/upgrade-ubuntu-20_10/
上記サイトが見つかったため、参考にして/etc/update-manager/meta-release ファイルを修正しました。
再度、
# do-release-upgrade
を実行したところ、無事アップグレードできました。