fcitxについて
GentooにはUbuntuやArchのようにfcitx-mozcというパッケージがありません。
そのため、mozcパッケージにfcitxのUSEフラグを立ててemergeしなければなりません。
僕は/etc/portagae/package.use
をディレクトリにして、
パッケージごとにテキストファイルを作成し、
ex) /etc/portage/package.use/mozc
そのテキストファイルにUSEフラグを書くようにしています。
app-i18n/mozc emacs fcitx qt4 -ibus
そんな訳で、mozcにfcitxのUSEフラグをつけてemergeします。
この際、fcitxの設定をするfcitx-configtool(fcitx-config-gtk3)もまとめてemergeします。
sudo emerge --ask fcitx mozc fcitx-configtool
しかし、fcitxからmozcを使おうとしたのですが、使えませんでした。
思考錯誤した末、いつのバージョンからかわからなかったのですが、
mozcのUSEフラグをfcitxからfcitx4と変更してあげると、
fcitxからmozcが使えるようになることがわかりました。
/etc/portage/package.use/mozc
を
app-i18n/mozc emacs fcitx4 qt4 -ibus
に修正し、もう一度emergeします。
これでfcitxからmozcが使えるようになります。
デフォルトのインプットメソッド切り替えは、
Ctrl + space
になっています。
好みによりますが、Ctrl + space
はEmacsの範囲選択のマークとかぶってしまうので、
僕はfcitx-config-gtk3
でCtrl + J
に変更しています。
後は、.xinitrc
などに
export GTK_IM_MODULE=fcitx
export QT_IM_MODULE=fcitx
export XMODIFIERS="@im=fcitx"
と書いてあげればOKです。
そういえば、何故fcitxは自動起動してくれるんですかね?
ご存知の方がいらっしゃったら、教えてください。
ちなみfcitxの読み方は(ふぁいてぃくす)です。